乾燥肌対策のスキンケア|治らない原因は洗顔やクレンジングにも?

こんにちは、もちはだこです。

 

もちはだこ
乾燥肌ってホントに嫌ですよね

 

 

もともとこのサイトも私が乾燥肌で悩んでいたから立ち上げたんです。

 

乾燥肌の原因っていろいろあるんですよ。

 

そもそもその原因をちゃんと理解していないと、乾燥肌がずっと治らないままかもしれません。

 

今日はそんな乾燥肌の原因とスキンケアによる対策についてのお話です。

 

乾燥から守るための皮膚の働きと構造について

肌の三層構造

人の皮膚の構造は、大きく分けて外側から順に「表皮」「真皮」「皮下組織」の三層構造に分かれています。

 

真皮と皮下組織はそれぞれ約2mmほど、そして一番外側の表皮はわずか0.2mm。

 

その一番外側の表皮の中でもさらに一番外側にあるのが「角質層」です。

 

角質層はなんと0.02mmでラップ1枚ほどの厚さなんです。

 

この一番外側の角質層がお肌の保護機能を果たしていて、乾燥などを防ぐ役割をしてくれています。

 

角質層の空気の触れる一番外側には「皮脂膜」があり、皮脂膜はお肌の表面から水分が蒸発するのを防ぐ働きをしてくれます。

 

皮脂と汗が混ざった膜です。

 

そして角質層の中は「角質細胞」とその細胞の隙間を埋めるように「細胞間脂質」が存在します。

 

細胞間脂質の主成分はセラミドで、角質層の潤い機能の大半をしめる重要な役割を果たしています。

 

最近よく「飲むセラミド」といって各スキンケアブランドからいろいろサプリメントが出ていますよね。

 

 

この潤いを保つ機能が低下してくると、角質細胞の水分量が減ってきて肌が乾燥してくることになります。

 

角質層が乾燥してきてお肌を保護する機能が低下すると、さらに角質層をつくろうと働きます。

 

急いで細胞をつくるものだから角化しきれていない新しい細胞がお肌の表面に出てくることになり、さらに保護する機能が低下していきます。

 

そしてどんどん乾燥肌がすすみ、悪循環となっていくのです。

 

 

 

乾燥肌はその他の肌トラブルの原因?

 

乾燥肌が進んでくると、その乾燥を守ろうとして角質層が厚くなります。

 

角質層が厚くなるとターンオーバーが乱れ、今度は真皮に影響してくることになります。

 

肌の弾力がなくなるとシワやたるみに

真皮には弾力繊維でもあるコラーゲンやエラスチンが存在しますが、これらを作る量が減少してしまいます。

 

弾力繊維の減少は、シワやたるみの原因となります。

 

お肌のたるみは毛穴が目立つことにもつながります。

 

さらにターンオーバーの乱れは、角質層のメラニンの排出をも阻害し、シミの原因ともなります。

 

乾燥は他にも、皮膚常在菌のバランスが乱れてアクネ菌が増え、ニキビや吹き出物の原因にもつながります。

 

このように乾燥肌は、ほとんどの肌トラブルの引き金ともなるやっかいな存在なのです。

 

乾燥肌の原因は紫外線だけじゃなく洗顔やクレンジングにも

 

じゃぁ、そもそもその乾燥の原因とは何なのか?

 

乾燥肌の原因としてよく知られているのは紫外線

 

日焼け止めなどの紫外線対策は、シミだけではなく乾燥肌にも必要な対策です。

 

他にも睡眠不足運動不足ストレス無理なダイエットなどは、お肌のターンオーバーの乱れを招き、乾燥肌を促すことにつながります。

 

けどそれら以外にも、乾燥肌を招く原因があります。

 

それはクレンジングや洗顔時の間違ったスキンケアにあります。

 

間違ったスキンケアとは、こすり過ぎたり落としすぎたりすることです。

 

洗浄力の高いクレンジングで本来なら手早く済ませたいところを時間がかかってしまい、皮脂膜や細胞間脂質などの潤い成分まで洗い流してしまっているのが原因です。

 

また洗顔時にお湯の温度が高すぎるのも溶けて流れ出てしまうので注意が必要です。

 

そしてクレンジングや洗顔時に必要以上に肌をこすりすぎて、角質層を傷めてしまうと、お肌の水分が蒸発しやすくなってしまいます。

 

お肌は本来回復機能があるのですが、このようなクレンジングや洗顔を繰り返すことで、その回復機能が追いつかなくなります。

 

その結果、乾燥肌へと進んでいくのです。

 

乾燥肌対策のためのスキンケア

 

乾燥肌で注意しないといけないのは、洗いすぎないことです。

 

潤いを保つ皮脂膜などを洗い流しすぎてしまうと、化粧水などで水分を与えてもすぐに蒸発してしまうことになります。

 

できるだけ洗い過ぎないように注意しましょう。

 

そして使用する化粧水は細胞賦活作用の入ったものを使うようにしましょう。

 

お肌の細胞を活性化させることにより、角質細胞や細胞間脂質の潤い保持力が高まります。

 

また、お肌の水分の蒸発を防ぐために不可欠な皮脂膜を作るためには、皮膚常在菌のバランスにも注意が必要です。

 

善玉菌が優勢になることで、皮脂膜が作られまじめます。

 

セラミドやコラーゲンなどの保湿成分は外から与えるだけではなく、飲むスキンケアなどで内側から取り入れるのも効果的です。

 

お肌の内側から潤う機能を引き出しましょう。

 

そして日頃から紫外線対策は徹底しましょう。

 

塗る日焼け止めだけではなく、飲む日焼け止めなどもとても便利です。

 

持ち運びにも困りませんし、体の内側から全身に効果が期待できるので、塗りムラができるといった心配もありません。

 

夏場のエアコンの効いた室内や冬場などは湿度管理にも気をつけましょう。

 

できるだけ湿度を50%以上保つように注意してください。

 

喫煙やストレスは、体内に活性酸素を発生させるので、老化や乾燥の原因にもなります。

 

喫煙は控え、ストレスが溜まらないような生活習慣を心がけてください。

 

そして、睡眠不足は厳禁ですよ!

 

ゴールデンタイムを逃さないように決まった時間に早く寝て、紫外線などで傷ついたお肌を睡眠中に修復させましょう。

 

 

適度な運動なども取り入れることで血行もよくなり、お肌に必要な栄養がよく行き渡ることになるので、普段あまり運動していない人は軽いウォーキングなども取り入れて見ましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか。

 

乾燥肌には、紫外線対策や生活習慣の改善はとても重要です。

 

しかしそれだけではなく、日頃洗顔などで間違ったスキンケアをしていないか、もう一度見直してみましょう。

ビューティースキンケアであなたも乾燥に負けない美肌を手に入れましょう。

 

もちはだこでした。

 

スポンサーリンク