『知ってた?』美肌になるためのスキンケアに必要なお肌の知識

こんにちは、もちはだこです。

 

あなたも毎日、美肌になるためのスキンケアをしていますか?

 

今日はその大切なお肌の構造と働きについてお話していこうと思います。

 

これを知ることで、普段のスキンケアへの考え方が変わるかもしれません。

 

お肌は大きく分けると三層構造になっています。

 

肌の三層構造外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」です。

 

それぞれの厚さは、表皮が約0.2mm、真皮が約2mm、皮下組織については頭部やおでこ、鼻などは約2mmでほとんどが4mm~9mmになっています。

 

これらの中には、血管やリンパ管、毛穴、汗腺、皮脂腺などが存在し、それぞれが複雑に関係しあいながら機能しています。

 

そして、このなかでも美肌に大きく関係してくるのが「表皮」と「真皮」です。

 

このわずか数ミリの層の状態で、あなたのお肌が美肌かどうかが決まってくるのです。

 

もちはだこ
基本的なスキンケアだけではなく、あなたのお肌のことをしっかり知りましょう

 

 

表皮のメカニズム

 

表皮はさらに、一番外側から角層顆粒層(かりゅうそう)有棘層(ゆうきょくそう)基底層の4つの層に分けられます。

 

表皮の一番の役割は、お肌を保護することです。

 

外側からは、刺激や有害物質の進入から守り、内側からは潤いを保って乾燥から防いでくれています。

 

一番下の基底層から分裂した細胞は角質細胞と呼ばれます。

 

基底層では絶えず角質細胞が分裂してつくりだされるので、先につくられた角質細胞はどんどん上の層へと押し上げられ、角層まで辿り着き、最後は垢となって剥がれ落ちます。

 

これをターンオーバーと呼びます。

 

正常なターンオーバーの周期は、20代の方で約28日、30代で約45日程度かかり、そして40代以降となると約55日と、加齢とともにどんどん周期が長くなっていきます。

 

周期は個人差がありますし、お肌のコンディションによっても変化します。

 

年齢別の参考だと思ってください。

 

空気が触れている一番外側の角層の厚さは、約0.02mmとなんとラップ1枚ほどの厚さです。

 

厚さというよりもう薄さですね。

 

そしてこの角層に、平べったくなった角質細胞が約14~20層くらい重なり合っています。

 

角質細胞の間には、潤い成分のセラミドを主成分とした細胞間脂質が隙間を埋めています。

 

きれいに隙間なく並んだ状態で、外からの刺激と内側からの潤いを守る役割を果たしてくれます。

基底層にはメラノサイトという細胞が存在し、さらに内側の真皮などを紫外線から守るために、メラニンを合成します。

 

過剰に紫外線を浴びることによって、メラニンがたくさん合成されますので、ターンオーバーが乱れてくると色素沈着してシミの原因となります。

 

角化(ターンオーバー)とは

 

表皮のいちばん内側の基底層では、毎日新しい角化細胞(ケラチノサイト)が細胞分裂によってが生まれています。

 

角化細胞はケラチンというタンパク質が主な主成分です。

 

角質細胞は、後からどんどん分裂する細胞に押し上げられて表面の角層へと向かって移動します。

 

角層まで到達すると平べったい形で約14~20の層で形成される角層細胞へと変形します。

 

それから約2週間かけて角層の一番外側に到達し、垢となって自然に剥がれ落ちて生きます。

 

そしてこの繰り返しを、「角化(ターンオーバー)」といいます。

 

細胞がつくられて最後に剥がれ落ちるまで、正常な肌の20代の方なら約28日の周期になります。

 

加齢にともなって、角化の周期は長くなります。

 

またお肌のコンディションによっても周期は変化します。

 

過角化とは

 

角化が遅れると、角層がなかなか剥がれ落ちなくなり、固くゴワついた肌になってしまいます。

 

この状態が「過角化」と呼ばれます。

 

錯角化とは

 

角化が逆に早まると、未成熟な状態のままで角化細胞が角層に到達します。

 

こうなると、お肌の潤いが保てなくなり、乾燥肌の原因となります。

 

「錯角化」または「不全角化」と呼ばれる状態です。

 

真皮のメカニズム

 

真皮は約2mmの厚さで、お肌を支える働きがあります。

 

真皮を構成しているのは、「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」の3つの主成分です。

 

3つとも潤いを保つ成分です。

 

その中でもコラーゲンが約7割を占め、真皮の中でネット状のような構造をしています。

 

そしてエラスチンはこのコラーゲンを束ね、弾力性を保ってくれています。

 

最後にヒアルロン酸は、ゼリーのように水分をたくさんたくわえて、コラーゲンとエラスチンの隙間を埋めています。

 

そしてこららの成分をつくりだしているのが、線維芽細胞と呼ばれる細胞です。

 

線維芽細胞が正常に機能していると、お肌の潤いは保たれハリや弾力は持続しますが、加齢など肌トラブルによって機能が衰えると、シワやたるみの原因となります。

 

真皮の働きはそれ以外にも、毛細血管から栄養や酸素を受け取ったり、二酸化炭素など老廃物を排出する役割があります。

 

また、血管の拡張や収縮により、体温調節の働きもしてくれます。

 

皮下組織のメカニズム

 

三層構造の一番下にあるのが皮下組織です。

 

皮下組織は、頭部やおでこ、鼻などで約2mm、それ以外のほとんどが4mm~9mmになっています。

 

主な働きは、外部からの刺激から守るためのクッションの役割と、体温を一定に保つための役割をしてくれています。

 

構成しているほとんどが脂肪細胞です。

 

血管やリンパ管が通っていて、その上の真皮まで毛細血管が枝分かれしています。

 

そこで、真皮と栄養と老廃物を受け渡しするのです。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

お肌の仕組みを知ることは、スキンケアの基本でもあります。

 

お肌のメカニズムを知って、あなたのお肌が毎日こんなに働いてくれてるんだと愛おしくなってきませんでしたか?

 

お肌に話しかけるようにスキンケアを行うことで、よりあなた自身の美肌意識が目覚めることになります。

 

お肌に対する基本的な知識を深め、よりあなたに合ったスキンケアができるよう心がけましょう。

 

ビューティースキンケアであなたも素敵な美肌を手に入れてください。

 

もちはだこでした。

 

 

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