こんにちは、もちはだこです。
今回も、前回に引き続きニキビについてのお話です。
10代の思春期から大人になっても、ニキビには本当に悩まされます。
そんなできると憂鬱になるニキビ対策には、やっぱりできる原因やニキビのことをよく知る必要があります。
前回はニキビができる原因とその対策についてお話しました。
今日はニキビの種類についてお話しますね。
ニキビの種類は4つ
前回のおさらいですが、ニキビは毛穴が詰まることから始まります。
その詰まった毛穴に皮脂が溜まっていくことによってニキビが進行していくことになります。
その進行の過程で、ニキビの種類が変わっていくんですね。
進めば進むほど、跡が残ったり治すのが大変なので早めに治すことが大切です。
ではそんなニキビをタイプ別に4つ紹介します。
白ニキビ
まず始めにできるのが白ニキビ。
毛穴が詰まるところから始まります。
毛穴が詰まるので、皮脂が毛穴の中にどんどん溜まり、固まった皮脂が皮膚表面に小さくポッツリ盛り上がります。
この状態が白く見えるので白ニキビと呼ばれます。
このころから皮脂を好物とする皮膚常在菌のアクネ菌が繁殖し始めることになります。
アクネ菌は嫌気性細菌といって空気を嫌う菌なので、普段から毛穴の奥に存在します。
その毛穴に皮脂が溜まるもんだから、アクネ菌にとっては繁殖するのに絶好のチャンスなんですね。
黒ニキビ
白ニキビからさらに進行すると、毛穴表面が開き穴が空いたようなります。
そこから皮脂が空気にさらされることにより、酸化して黒くなります。
この状態が、角栓のように黒くポツポツと見えるので黒ニキビと呼ばれます。
このあたりから空気中の雑菌も繁殖しやすくなるので、炎症を起こす一歩手前の状態です。
できればこの段階でニキビは治しておきたいです。
ニキビケアなどで治すことも可能です。
この段階までで治しておくと跡にも残ることも少なくてすみますので、できるだけ治しておきましょう。
赤ニキビ
さらに進むと、アクネ菌や雑菌が毛穴や皮膚組織で繁殖することになります。
その結果、炎症を起こして赤く腫れあがってきます。
この状態が赤ニキビです。
ここまでくると痛みもともないます。
治ったとしても、ニキビ跡や色素沈着を起こしやすい状態です。
黄ニキビ
いよいよ最終段階です。
赤ニキビから炎症や腫れが引かずに進んでしまうと、化膿して黄色い膿が溜まってきます。
膿が毛穴の表面まで出て黄色く見えるので黄ニキビと呼ばれます。
ここまでくると、決して自分で潰すなんてことはしないでくださいね。
クレーターのような跡が残ることになるので、治し方としては皮膚科での治療をおすすめします。
万が一、潰れてしまってニキビ跡が残ってしまった場合は、ニキビ跡に適したスキンケアを心がけましょう。
ニキビの原因と対策
ニキビは毛穴の詰まりからはじまります。
毛穴詰まりの原因としては、皮脂の過剰分泌や毛穴に残った汚れ、乾燥から来る皮膚のターンオーバーの乱れなどです。
10代の思春期の方や生理前の女性の方は、ホルモンバランスの乱れから皮脂が過剰に分泌されます。
またストレスや睡眠不足でもホルモンバランスが乱れる原因ですので、皮脂分泌量がおおくなります。
その結果、毛穴が詰まりニキビができてしまいます。
日ごろから脂質の多い食べ物や食品を控えたり、規則正しい生活リズムで過ごすことを心がけましょう。
また、メイクなどは「ノンコメドジェニック」または「ノンコメドジェニックテスト済み」の表記のある化粧品などを選びましょう。
思春期を過ぎた大人の方は、乾燥肌が原因で角質が厚くなり毛穴が詰まることになります。
ある程度のうるおいを残して汚れをしっかり落とせるクレイタイプの洗顔料などがおすすめです。
またビタミンC誘導体配合の化粧水や美容液を取り入れるのも効果的です。
ビタミンCは皮脂分泌を抑制したり、美白効果も期待できます。
まとめ
いかがでしたか。
ニキビはそのままにしておくとどんどん進行して治りにくくなります。
できてしまったニキビはできるだけ早めに対処して治すようにしましょう。
そして、日ごろからニキビができないような生活習慣の改善も心がけましょう。
ビューティースキンケアであなたもニキビのない美肌を手に入れましょう。
もちはだこでした。